バイオリン

MBTIやエニアグラムに関する哲学的な考察及び、日々考えたことについて

(技術的)失業タイムライン2

※素人の想像かつ備忘録です。 個人的に技術的失業がどのように起こるのかが気になり、素人なりに考察してみる。 bioshok.hatenablog.com 前回定性的に技術的失業について論じてみた。 簡単にいうと2025年までに翻訳技術(Speech2Speechが実用レベル)とマルチ…

技術的失業タイムラインの備忘録(随時更新)

以下随時更新、まだまだ粗が目立ちますが備忘録として公開します。 2023→言語ドメインでの指示待ち人間レベル開発 大規模言語モデルのスケールで指示待ち人間レベルの言語能力に到達(AGIではない) 滑らかに固形物を掴むロボットハンドの開発 音声版GPT3の誕…

技術未来予測(暫定版)

主に技術的なブレイクスルーがいつ起こるかを最新の論文や本やネットでの知識+未来予測統計サイト等を包括して自分なりの直観でざっくり予測してみました。頻繁に改定していくかもしれません。根拠などは今後アップしていく予定です。 ○2026テキストベース…

組曲「哲学は性欲に勝てない」

抽象的に真理を捉えようとする学問、哲学。 しかし、哲学はその代わり何かを抑圧して成立していると思いませんか? https://www.youtube.com/watch?v=VMMYXMO7NEw&feature=youtu.be そう、言うのも憚れる「あれ」です。 人類は「あれ」に類するものを乗り越…

クアドラの数学的な比喩

〇公理と定理数学には公理と定理というものがあります。公理とは前提となる命題と使える推論規則の組であり、定理とは前提となる命題に推論規則を用いて展開される命題のことを指します。ちなみに公理はTiFe(一般名詞的)であり、定理はFiTe(固有名詞的)…

δクアドラの世界認識

δクアドラ=NeSi×FiTeの世界観は一言でいうと、アニミズムとなります。この世界全体を変化するものとして直感し、かつ物質的なこの現実を基盤として可能世界に先行させます。 γクアドラの世界観が永劫回帰するループ映画フィルムだとしたら、δクアドラは変容…

γクアドラの世界認識

γクアドラ=NiSe×FiTeの世界認識は一言でいうとニーチェ的世界観を呈します。 この世界は不変であり、かつ固有名詞的=この現実がこの現実である事実そのものであると直観知覚するわけです。 ニーチェは永劫回帰という概念を提唱しています。この物質的な世界…

βクアドラの世界認識

βクアドラ=NiSe×TiFeの世界認識は一言でいうとキリスト教的な世界認識を構成します。キリスト教的な世界認識とは、この世界には不変性=超越的な何か=唯一神、スピノザの神、ヘーゲルの絶対知等々が存在すると直観し(NiSe)、かつその存在は一般的=物質…

αクアドラの世界認識

αクアドラ=FeTi×NeSi=一般性×変化となっており、この世界認識に対応している代表的な宗教は仏教となるでしょう。また西洋哲学で言うとジャックデリダのエクリチュール論にも近いと感じています。 αクアドラの存在論的な立場としてはこの世界を本質的に変化…

クアドラ毎の世界観

今までFiTe=固有性、FeTi=一般性、NiSe=不変、NeSi=変化を見てきました。これら心理機能はNとSの「そもそも世界がどのように存在するのか(存在論)」という観点とFとTの「そもそも我々はどのように世界を認識するのか(認識論)」という観点の双方が必…

MBTIの哲学的基礎づけ(10)判断機能②

前回は判断機能について一般性と固有性について話しました。今回はFとTの違いに相当する有限と無限について説明します。有限 有限とはFに対応しています。有限とは比喩的に言うと、細胞膜のように閉じた境界面をもつもので限定される部分のことであり、生命…

MBTIの哲学的基礎づけ(9)判断機能①

判断機能について深堀 判断機能について、さらに深堀します。判断機能は世界に境界線を引くことであり、言語活動の機能に関係します。ここで、判断機能に対して取りうる態度は大きく分けて2つあります。それはあらかじめいうと、固有性=FiTeと一般性=FeTi…

MBTIの哲学的基礎づけ(8)知覚機能⑥NiSeNeSi

NiSe NiSeの世界観は比喩的に言うと、ある形の崩れない抽象的な箱があって、その箱内部に無数の写真が乱れておいてあるような世界観です。この形の崩れない抽象的な箱がNiに相当しており、無数の写真がSeに対応しています。普段我々は目の前の光景を偶然的な…

MBTIの哲学的基礎づけ(7)知覚機能⑤

前回までの知覚機能④までで知覚機能のすべてを説明してきました。ここでNiSeとNeSiの双方に絞って記述していきたいと思います。まずNiSeとNeSiのようにセットになり、それがある種の世界認識を形作ることは直観的には世界を空間的にみるか、時間的に見るかの…

MBTIの哲学的基礎づけ(6)知覚機能④SiSe

SiとSe 前回は必然性に関するNiとNeにフォーカスを絞って議論してきました。今回はSiとSeに関して記述していきます。下に添付した知覚機能図を見ていただけると議論がわかりやすいかと思います。 SiとSeはどちらも偶然性に関連する知覚機能であり、そうであ…

MBTIの哲学的基礎づけ(5)知覚機能③NiNe

NiとNe 前回はNとSについて差異を確認したのでNiNeについて記述します。 以下に示す知覚機能図を参照しながら見ていただけるとわかりやすいでしょう。必然性には二種類の概念があり、NeとNiに対応しています。極めて原理原則論的に考えると、何かある存在Aが…

MBTIの哲学的基礎づけ(4)知覚機能②NとSの意味

NとSの本質的な意味 存在論には根本的に二つの様態、変化と不変があるという話を前回はしました。そこで、これからは変化や不変の成立にはそれぞれに二つの心理機能が必要となることを説明します。結論から言うと変化にはNeとSi、不変にはNiとSeが必要となり…

MBTIの哲学的基礎づけ(3)知覚機能①深堀

知覚機能について深堀 知覚機能について、さらに深堀します。知覚機能は言語化以前の構造のない存在そのものに関する心理機能だと説明しました。ここで、存在そのものに対して取りうる態度は大きく分けて2つあります。それはあらかじめいうと、存在そのもの…

MBTIの哲学的基礎づけ(2)心理機能全体像

心理機能 心理機能とはどのように世界が存在し(存在論)、どのように世界を認識するか(認識論)を決定する極めて基礎的な因子であるとここでは考えます。心理機能を列挙すると、Ti,Te,Fi,Fe,Ni,Ne,Si,Seの8つになります。ここで存在論に対応するのが心理機…

MBTIの哲学的基礎づけ(1)導入

MBTIに関して、ある性格タイプがどのような特徴を持っているかや、タイプ同士の相性、また、心理機能の意味については多くの議論がなされています。 しかし、そもそもなぜMBTIの心理機能が8つあるのか、また、そもそも思考Tや感情Fとは一体なんなのかをゼロ…

Bioshok INFJ 自己紹介

MBTIやエニアグラムといった性格類型論に関すること、哲学的なテーマ、日常考えていて思いついたアイディアに関して主に投稿します。私はINFJと呼ばれるMBTIタイプで、エニアグラムは5w6 トライタイプ514だと考えられます。特にNiと呼ばれる心理機能が強いと…