クアドラ毎の世界観
今までFiTe=固有性、FeTi=一般性、NiSe=不変、NeSi=変化を見てきました。これら心理機能はNとSの「そもそも世界がどのように存在するのか(存在論)」という観点とFとTの「そもそも我々はどのように世界を認識するのか(認識論)」という観点の双方が必要になります。これら二つの観点を組み合わせたものが世界に対する哲学的態度となり、それは世界観や人生観そのものを形成します。
クアドラは以下のようになっております。
αクアドラ=FeTi×NeSi=一般性×変化
βクアドラ=FeTi×NiSe=一般性×不変
γクアドラ=FiTe×NiSe=固有性×不変
δクアドラ=FiTe×NeSi=固有性×変化
これらは根本的には以下のような世界中の宗教や哲学に対応関係があると考えられます。
αクアドラ=仏教、デリダ、ショーペンハウアー
βクアドラ=キリスト教、近代哲学
γクアドラ=実存主義(ニーチェ)、資本主義、ギリシャ
δクアドラ=神道、アニミズム、ベルグソン、ドゥルーズ、ホワイトヘッド
今後詳しく各クアドラの解説をしていく予定です。