バイオリン

MBTIやエニアグラムに関する哲学的な考察及び、日々考えたことについて

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

MBTIの哲学的基礎づけ(10)判断機能②

前回は判断機能について一般性と固有性について話しました。今回はFとTの違いに相当する有限と無限について説明します。有限 有限とはFに対応しています。有限とは比喩的に言うと、細胞膜のように閉じた境界面をもつもので限定される部分のことであり、生命…

MBTIの哲学的基礎づけ(9)判断機能①

判断機能について深堀 判断機能について、さらに深堀します。判断機能は世界に境界線を引くことであり、言語活動の機能に関係します。ここで、判断機能に対して取りうる態度は大きく分けて2つあります。それはあらかじめいうと、固有性=FiTeと一般性=FeTi…

MBTIの哲学的基礎づけ(8)知覚機能⑥NiSeNeSi

NiSe NiSeの世界観は比喩的に言うと、ある形の崩れない抽象的な箱があって、その箱内部に無数の写真が乱れておいてあるような世界観です。この形の崩れない抽象的な箱がNiに相当しており、無数の写真がSeに対応しています。普段我々は目の前の光景を偶然的な…

MBTIの哲学的基礎づけ(7)知覚機能⑤

前回までの知覚機能④までで知覚機能のすべてを説明してきました。ここでNiSeとNeSiの双方に絞って記述していきたいと思います。まずNiSeとNeSiのようにセットになり、それがある種の世界認識を形作ることは直観的には世界を空間的にみるか、時間的に見るかの…