バイオリン

MBTIやエニアグラムに関する哲学的な考察及び、日々考えたことについて

2019-06-28から1日間の記事一覧

MBTIの哲学的基礎づけ(6)知覚機能④SiSe

SiとSe 前回は必然性に関するNiとNeにフォーカスを絞って議論してきました。今回はSiとSeに関して記述していきます。下に添付した知覚機能図を見ていただけると議論がわかりやすいかと思います。 SiとSeはどちらも偶然性に関連する知覚機能であり、そうであ…

MBTIの哲学的基礎づけ(5)知覚機能③NiNe

NiとNe 前回はNとSについて差異を確認したのでNiNeについて記述します。 以下に示す知覚機能図を参照しながら見ていただけるとわかりやすいでしょう。必然性には二種類の概念があり、NeとNiに対応しています。極めて原理原則論的に考えると、何かある存在Aが…

MBTIの哲学的基礎づけ(4)知覚機能②NとSの意味

NとSの本質的な意味 存在論には根本的に二つの様態、変化と不変があるという話を前回はしました。そこで、これからは変化や不変の成立にはそれぞれに二つの心理機能が必要となることを説明します。結論から言うと変化にはNeとSi、不変にはNiとSeが必要となり…

MBTIの哲学的基礎づけ(3)知覚機能①深堀

知覚機能について深堀 知覚機能について、さらに深堀します。知覚機能は言語化以前の構造のない存在そのものに関する心理機能だと説明しました。ここで、存在そのものに対して取りうる態度は大きく分けて2つあります。それはあらかじめいうと、存在そのもの…